2017.02.04:「瓢箪」なのか「腐った卵」なのか?

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オリジナル記事:Hubble Captures Brilliant Star Death in “Rotten Egg” Nebula

The Calabash Nebula, pictured here is a spectacular example of the death of a low-mass star like the sun.

Image credit: ESA/Hubble & NASA, Acknowledgement: Judy Schmidt
Text credit: European Space Agency
Last Updated: Feb. 4, 2017
Editor: Karl Hille


ハッブルでみた “腐った卵”星雲の輝く星の死

この瓢箪星雲の画像は、太陽のような低質量の星の壮大な死の場面です。

訳者注:

ハッブル宇宙望遠鏡で撮影されたこの瓢箪星雲は「OH 231.8 + 04.2」というのが正式名称です。硫黄を大量に含んでいるとみられることから「腐った卵」星雲と呼んでいるのだそうです。

画像の中で黄色で見えているガスは1時間あたり100万キロメートル(1時間あたり621,371マイル)になると伝えています。

ひょうたん星雲 – Wikipedia

ひょうたん星雲(Calabash Nebula)は、とも座の方角に約5000光年離れた位置にある、長さ1.4光年の原始惑星状星雲である。

ハッブル宇宙望遠鏡による画像で、死にゆく構成の中で、超音速の衝撃波面を形成する激しいガスの衝突が観測される。

この天体は、比較的大量の硫黄を含むため、腐った卵星雲(Rotten Egg Nebula)と呼ばれることもある。星雲の最も密度の高い部分は、中心の恒星から最近放出された物質で構成され、逆方向に加速されている。画像では黄色で示されるこの物質は、150万km/hもの速度で遠ざかっている。恒星の元々の質量の大部分は、現在はこの双極のガス構造の中にある。

 

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