This illustration shows the possible surface of TRAPPIST-1f, one of the newly discovered planets in the TRAPPIST-1 system. Scientists using the Spitzer Space Telescope and ground-based telescopes have discovered that there are seven Earth-size planets in the system.
Credits: NASA/JPL-Caltech
このイラストはTRAPPIST-1システムで新たに発見された惑星の1つであるTRAPPIST-1fの地表の想像図です。科学者たちがスピッツァー宇宙望遠鏡と地球上の地上望遠鏡を使用して7つの地球サイズの惑星があることを発見しました。
訳者注:
NASAが多くのイラストと共にセンセーショナルな発表をしたことでニュースとなってしまいましたが、地球のような天体について実際のところはよくわかっていません。
TRAPPIST-1というのは、以前から存在が知られていた比較的小さな(木星ぐらい)恒星です。
その軌道に惑星が発見されたのは2016年5月ですが、イラストだけが公開されているように実際の姿どころか物理的な特性も不明なままです。
おそらく2018年に打ち上げ予定のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で色々なことが解明されてくると期待されます。
現時点ではTRAPPIST-1の周囲の7つの惑星にアルファベットの記号を付けて識別しています。
トラピスト宇宙人?
ところで、早くも情報が独り歩きして「トラピスト宇宙人」の衝撃予想イメージを世界初公開!というようなことになっています。
念のためですが、NASAが公開しているのは想像イラストだけであって上記のような外見であるということではありません。
今後NASAの事実記事の掲載を別途考えたいと思います。
一緒にNASA(JPL)が公開した動画はこちら
2017.02.22:【動画】NASA&TRAPPIST-1:発見された惑星の宝探し
2017.02.22:【動画】TRAPPIST-1d (360 view) 仮想地上パノラマ画像