NASAの今日の1枚は、火星を飛行するヘリコプターのイメージ図です。

実際の火星での現場を撮影したものではなく、画像処理で作られたイメージ画像です。念のため。

いかにもアメリカ人が好きそうな絵面です。

火星の重力は、地球の3分の1しかないので、訳なく飛びそうな気もします。

しかし、火星の大気の密度は地球の100分の1しかないので、実は本当に飛ぶことができるかどうか、ヒヤヒヤものなのでした。

さて、どうなるか、NASAの技術者たちは今頃ドキドキして眠れぬ夜を過ごしているのでは…？

なお、このイメージ図の元ファイルは、かなり大きなサイズで記事の最後にリンクも貼られています。

ご興味があれば．．．

NASAの公式サイトのURLはこちら：

Ingenuity Helicopter on Mars (Illustration) | NASA

以下はオリジナル原文と和訳です。

Ingenuity Helicopter on Mars (Illustration)

An illustration of NASA’s Ingenuity Helicopter flying on Mars.

火星を飛行するNASAの「Ingenuity」ヘリコプターの想像図です。

Ingenuity, a technology demonstration experiment, will be the first aircraft to attempt powered, controlled flight on another planet. Ingenuity arrived at Mars on Feb. 18, 2021, attached to the belly of NASA’s Mars 2020 Perseverance rover. Ingenuity is expected to attempt its first flight test in spring 2021.

技術的なチャレンジで実験である「Ingenuity」は、地球以外の惑星で動力付きのドローン飛行を試みる最初のものです。 NASAの火星探査車パーサヴィアランスの下部に取り付けられた「Ingenuity」は、2021年2月18日に火星に到着しました。「Ingenuity」は、2021年春に最初の飛行試験を試みる予定です。

NASA’s Jet Propulsion Laboratory built and manages operations of Perseverance and Ingenuity for the agency. Caltech in Pasadena, California, manages JPL for NASA.

NASAのジェット推進研究所は、エージェンシーのためにパーサヴィアランスと「Ingenuity」の運用を計画および管理しています。カリフォルニア州パサデナのCaltechが、NASAの指示を受けてJPLを管理しています。

For more information about Ingenuity, go to: mars.nasa.gov/technology/helicopter.

Credit: NASA/JPL-Caltech