2016.07.26:初の完全電気航空機となる機体の操縦席

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オリジナル英文URL:Cockpit of the First All-Electric Propulsion Aircraft

NASA’s Scalable Convergent Electric Propulsion Technology and Operations Research (SCEPTOR) project has reached a critical milestone, where the electric propulsion integration and conversion of the Tecnam P2006T aircraft into the X-57 will commence.

Image Credit: NASA/Ken Ulbrich
Last Updated: July 26, 2016
Editor: Steve Fox


初の完全電力推進航空機のコクピット

NASAの可変制御電気推進および運用技術研究(SCEPTOR)プロジェクトは、テクナムP2006T航空機から、電気推進装置を搭載したX-57に変換を始めるという、重要なマイルストーンに達しました。

訳者注

電力のみで飛行する次世代研究飛行機X-57の続報です。

既報:2016.06.18:飛行機も電気でエコに

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現在は、カリフォルニアでガソリンプロペラのP2006Tという飛行機から、完全電気モーター式の実験機X-57に改造を始めたということです。

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P2006Tの主翼が外されたところ

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The Italian Tecnam aircraft fuselage, P2006T, arrived in California and will be integrated with the wing for electric propulsion becoming X-57, or Maxwell. Credits: NASA Photo / Ken Ulbrich

イタリアのテクナム社の飛行機P2006Tがカリフォルニアに到着し、電気推進のプロペラのついた主翼に交換されてマックスウェルという愛称のX-57になります。

テクナム社の飛行機P2006T

テクナム式 P2006T型 (双発プロペラ機)

全幅:11.4 m
全長:8.7 m
全高:2.85 m
最大巡航速度:155 kt
実用上昇限度:15,000 ft
最大巡航距離:742 nm
エンジン:Rotax 912S 100HP
使用可能な燃料の量:52.8 gal
有効最大搭載量:948 lb (430 kg)
乗員:4 名

(出典:http://www.jgas-aircraft.co.jp/aircraft-sales/tecnam.html)

 

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