オリジナル記事:First Pass of Echo 1 Satellite Over the Goldstone Tracking Station
This photograph shows the first pass of Echo 1, America’s first communications satellite, over the Goldstone Tracking Station managed by NASA’s Jet Propulsion Laboratory, in Pasadena, California, in the early morning of Aug. 12, 1960. The movement of the antenna, star trails, and Echo 1 (the long streak in the middle) are visible in this image.
Image Credit: NASA/JPL-Caltech
Last Updated: Oct. 28, 2016
Editor: Sarah Loff
ゴールドストーンの追跡センターでみたエコー1号の最初の軌跡
この写真は、1960年8月12日の早朝に、カリフォルニア州パサデナにあるNASAのジェット推進研究所の衛星追跡センターでみたアメリカ初の通信衛星であるエコー1号の最初の軌跡を示しています。写真ではアンテナ、星、およびエコー1(真ん中の長いスジ)の動いた様子がわかります。
訳者注:
この時の通信音声データが最近JPLで発見されたようです。
動画で掲載されています。エコー1号も登場します。
エコー1号 Wiki
エコー(英:Echo)は、アメリカ航空宇宙局によって打ち上げられた世界初の受動型通信衛星である。これは、表面を金属でコーティングした気球型の人工衛星であり、マイクロ波の信号を反射するようにできている。地上の送信局から発せられた電波がエコー衛星に当たって反射し、受信局に到達することにより通信を行う。
エコー1号は、その金属薄膜の表面で電波を反射することによって信号を中継する受動的な通信衛星である。これは、中継機を用い、受信した信号を地表に送信する、現在の能動的な通信衛星とは異なる。このエコー衛星を用いることにより、大陸内や大陸間の国際電話、ラジオ音声、テレビジョン信号の伝送に成功した。