NASAの「今日の1枚」はジョンソン大統領が1964年7月2日に公民権法に署名している際の写真です。
何でこれがNASAの今日の1枚なの?
疑問はごもっとも。
NASAはJAXAと違い、結構政治的なメッセージを折々に発信しています。
この写真の説明でも、困難な状況の中で国民が団結して夢の実現に向かうことを訴えています。
正確には、そういう主旨のメールがNASA全従業員に向けて配信されということを通して伝えています。
NASAが良い、JAXAが悪い、というような性格の問題ではなく、アメリカの公共機関というものは、そういう歴史的文化と使命感を最初から備えているということなのです。
NASA公式サイトのこの記事のURLはこちら
以下は記事オリジナル原文と和訳です。
Fulfilling the Dream
President Lyndon B. Johnson signs the Civil Rights Act on July 2, 1964, as Rev. Dr. Martin Luther King Jr. and others, look on.
リンドン・B・ジョンソン大統領は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師らが見守る中、1964年7月2日に公民権法に署名しました。
NASA continues to fulfill the dream of diversity and inclusion in all its activities – from spaceflight to technology. As Administrator Jim Bridenstine said in a letter to employees on Jan. 11, 2021: “I believe that the example we set at this agency through the display of our core values – safety, integrity, teamwork, excellence, and inclusion – can help carry us through these troubling times. There is no agency in the federal government better equipped than NASA to inspire the American people to reach greater heights and remind our fellow citizens that when we are united, there is no challenge that our nation can’t overcome.”
NASAは、宇宙飛行からテクノロジーまで、すべての活動において多様性と包括性をもたらすという夢を実現し続けています。 ジム・ブライデンスティンが2021年1月11日にNASA従業員に宛てた手紙の中で述べたように「安全性、誠実さ、チームワーク、卓越性、包括性というコアバリューを表現することを通じNASAが示してきた様々な例は、この困難な状況の中でも役に立つものだと信じています。 連邦政府には、NASAほどアメリカ国民をより高いレベルに到達するように促すことができる機関はなく、私たちが団結できれば、この国が克服できない問題はないことを全ての国民に思い起こさせることができるのです。」
Image Credit: Cecil Stoughton/White House Press Office
Last Updated: Jan. 16, 2021
Editor: Yvette Smith