NASAの今日の1枚は、火星探査車の着陸に使用されたパラシュートの試験模様を写した写真です。
この写真に付けた記事が、日本でいうオヤジギャグであり、スベッています。
お菓子のパイと円周率のπ(パイ)を無理やりくっつけて面白いと思っているようです。
ご丁寧にも、この記事には元ネタがあり、リンクまで紹介しています。
このパイとπのダジャレ、けっこう自信があるのでしょう。
ちなみに「piece of pi」は、不定冠詞「a」を付けて、分け前とか取り分の意味でよく使われます。
日本では「a piece of cake」(簡単の意味)の方が受験英語のご利益で知られています。
「piece of pi」も「piece of cake」も不定冠詞「a」を忘れてはいけません。
冠詞に関心がない日本人はご注意を(いかん!NASAレベルのダジャレだ!)
NASAの公式サイトのURLはこちら:
以下はオリジナル原文と和訳です。
※仕方がないのでダジャレを活かしています。
NASA Needs Pi!
NASA uses pi every day!
NASAでは毎日パイがないと!
Pi is instrumental in developing the size of parachutes to land on the Red Planet. In fact, pi helps engineers determine how big the parachute needs to be in order to generate the drag needed to slow down craft landing on Mars. It also helps researchers map and explore Earth and planets in our own and other solar systems.
パイは、火星に着陸するのに必要なパラシュートのサイズを算出するのに必要です。実際、パイは、宇宙船が火星に着陸するスピードを下げるために必要な浮力を生じさせるために、技術者がパラシュートに必要なサイズを決めるのに役立ちます。また、研究者が地球や太陽系の他の惑星をマッピングして探索するのにも役立ちます。
In this June 2017 photo, the supersonic parachute design that landed the Perseverance Mars rover on Mars on Feb. 18, 2021, underwent testing in a wind tunnel at NASA’s Ames Research Center.
この2017年6月の写真は、2021年2月18日に火星にパーサヴィアランス探査車を着陸させた超音速パラシュートの設計時に、NASAのエイムズ研究センターの風洞でテストをしているところの模様を撮影したものです。
Want more? Have a Cosmic Piece of Pi!
Explore some of the many ways that NASA uses pi to explore our home and the universe.
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Ames
Last Updated: Mar 12, 2021
Editor: Yvette Smith