2016.2.13:ハッブル宇宙望遠鏡が見た青い氷の翼

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オリジナル英文URL:Hubble Watches the Icy Blue Wings of Hen 2-437

In this cosmic snapshot, the spectacularly symmetrical wings of planetary nebula Hen 2-437 show up in a magnificent icy blue hue.

Image credit: ESA (European Space Agency)/Hubble & NASA, Acknowledgement: Judy Schmidt
Text credit: ESA
Last Updated: Feb. 13, 2016
Editor: Rob Garner


ハッブル宇宙望遠鏡でHen 2-437の青い氷の翼を観測

この宇宙の写真は、惑星状星雲Hen 2-437の見事な対象形の翼が美しい青い色合いの氷であることを示しています。

(訳者注)

このHen 2437は、天の川の中に3,000くらいある惑星状星雲の一つだということです。

対象の翼と形容されていますが、見方によってはプロペラにも見えます。

惑星状星雲(わくせいじょうせいうん、planetary nebula) Wiki

超新星にならずに一生を終える恒星が赤色巨星となった際に放出したガスが、中心の白色矮星の放出する紫外線に照らされて輝いているものである。ここで、中心の白色矮星とはすなわちその恒星の一生を終えた姿であり、質量が太陽の0.5倍以上8倍以下の恒星が白色矮星になるといわれている。

惑星状星雲の名は、望遠鏡で観測したときに緑がかった惑星のように見えるところから、ウィリアム・ハーシェルによって名付けられた。


(注:この画像は惑星状星雲の例でHen 2437ではありません)

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