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2016.10.14:レーザー光による全翼機の設計検証

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オリジナル記事:A Laser-Sharp View of Blended Wing Body Plane Design

Engineers at NASA’s Langley Research Center in Hampton, Virginia, used lasers inside the 14-by 22-Foot Subsonic Tunnel to map how air flows over a Boeing Blended Wing Body (BWB) model – a greener, quieter airplane design under development. The name for the technique is called particle image velocimetry. If you look closely you can see the light bouncing off tracer particles. Cameras record the movement of those particles as the laser light pulses across the model. This allows researchers to accurately measure the flow over the model once the images are processed. A smoother flow over the wing means less fuel will be needed to power the aircraft.

Image credit: NASA/David C. Bowman
Last Updated: Oct. 13, 2016
Editor: Eric Gillard


レーザー光によるブレンデッドウィングボディ航空機の設計検証

バージニア州ハンプトンにあるNASAのラングレー研究センターのエンジニアは、開発中の環境に優しく静かな航空機の設計 – 空気がボーイングのブレンドウィングボディ(BWB)モデル上でどのように流れるかをみるために22×14フィートの亜音速トンネル内部でレーザーを照射しています。この技術の名称は、粒子画像流速と呼ばれています。画像をよく見ると光で跳ね返る粒子の様子がわかります。カメラは、レーザー光パルスを通して、モデル全体での粒子の動きを記録します。それを画像処理することで、正確にモデル上の気体の流れを観測することができます。翼の上の滑らかな気体の流れは、より少ない燃料で航空機に推進力を供給するために必要なことなのです。

訳者注

ブレンドウィングボディ(BWB)は日本では全翼機と訳されることもありますが、定義がいまひとつ定まってなく、BWBと訳される場合も多くなってきています。

ブレンデッドウィングボディ-Wiki

ブレンデッドウィングボディ (Blended Wing Body, BWB) は、飛行機などの機体形状の一種である。翼と胴体を一体的に設計することで空気抵抗低減による揚抗比改善などを実現し、搭載量の増大や燃費の向上といった効果の達成を意図している。ブレンデッド・ウィング&ボディ (blended wing & body)、翼胴融合、翼胴一体などとも呼ばれる。

PIV(粒子画像流速計)

可視化画像流速計測システム – Particle Image Velocimetry

2次元・3次元速度分布の高精度な計測を実現するシステム

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