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2016.05.06:棒渦巻銀河って何?

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オリジナル英文URL:Hubble Spies the Barred Spiral Galaxy NGC 4394

Shown in this Hubble Space Telescope image, NGC 4394 is the archetypal barred spiral galaxy, with bright spiral arms emerging from the ends of a bar that cuts through the galaxy’s central bulge. These arms are peppered with young blue stars, dark filaments of cosmic dust, and bright, fuzzy regions of active star formation.

Text credit: European Space Agency
Image credit: ESA/Hubble & NASA, Acknowledgement: Judy Schmidt
Last Updated: May 6, 2016
Editor: Ashley Morrow


ハッブル望遠鏡がとらえた棒渦巻銀河NGC 4394

このハッブル宇宙望遠鏡の画像にあるのは、典型的な棒渦巻銀河であるNGC 4394です。銀河の中央の膨らみを突き抜けるように張り出している棒状の両端から、明るく輝く楕円形に周るアームが放射されています。これらのアームは、若い青い星、宇宙の塵の暗いフィラメント、および星を生み出している明るく、混然模糊とした領域を含んでいます。

訳者注

NGC 4394は、1784年にドイツ・イギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって発見されました。地球から約5,500万光年に位置する棒渦巻銀河です。NGC 4394は(ベレニスの髪)コマ星座に位置しています。

NGC 4394は、銀河の中央の棒状の両端から明るく輝く渦が伸びている、典型的な棒渦巻銀河です。

NGC 4394の中心には、低電離中心核輝線領域(LINER)として知られるイオン化ガスの領域があり、イオン化された酸素、窒素及び硫黄の弱電離原子があります。しかし、イオン化するプロセスやエネルギー源については依然不明のままです。

棒渦巻銀河”barred spiral galaxy” (Wiki)

棒渦巻銀河(ぼううずまきぎんが、barred spiral galaxy)は銀河のハッブル分類における種類の一つである。渦巻銀河と全く同じ特徴(バルジ即ち中心核部分は老齢の赤っぽい星が多い。腕の部分は青い若い星が多く見られ、星間物質を豊富に含む、等)を持つが、銀河中心のバルジを貫くような配置の棒状構造をディスク(中心核と腕を含む銀河円盤)内に持ち、渦状腕がこの棒構造の両端から伸びている点が通常の渦巻銀河と異なる。

全天で観測される渦巻銀河のうち、約半数が棒渦巻銀河である。最近の観測結果から、我々の銀河系(天の川銀河)も棒渦巻銀河であるとする説が有力になっている。

M85 (Wiki)

M85(NGC 4382)はかみのけ座にあるレンズ状銀河である。形や大きさがM84と似ている。

数多くの銀河が密集しているおとめ座銀河団の仲間であり、M85以南に特に銀河が密集している。

口径5cmの望遠鏡で微かに認めることができる。口径10cmの望遠鏡では外形がやや不規則な点まで観測することができる。口径20cmになると8’東にNGC 4394という11.2等の棒渦巻銀河が見えてくる。口径30cmでは南東から北西にかけて何やら棒構造のようなものが見えてくる。


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