2016.04.11:土星の輪は、どのくらい大きいか

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オリジナル英文URL:The Great Divide

It’s difficult to get a sense of scale when viewing Saturn’s rings, but the Cassini Division (seen here between the bright B ring and dimmer A ring) is almost as wide as the planet Mercury.

Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute
Last Updated: April 11, 2016
Editor: Tony Greicius


広大な間隔

土星の輪を見て、その大きさを感ずるのは至難の業です。カッシーニ・デビジョンといわれる間隔(明るいBリングと薄暗いAリングの間に見える空間)は、水星と同じくらいの広さなのです。

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画像をクリックで拡大表示(1041×1041)します。

訳者注

日本では”Cassini Division ”は「カッシーニの間隙」と訳されることが多いです。

Wikiでもその表現が使われています。

カッシーニの間隙(カッシーニのかんげき)は、土星の環のうちA環とB環の間にある隙間のこと。カッシーニの空隙(カッシーニのくうげき)、カッシーニの隙間(カッシーニのすきま)ともいう。1675年にフランスの天文学者、ジョヴァンニ・カッシーニによって発見されたことからこの名がある。カッシーニの間隙は現在では、地球から見た土星の向きやシーイングなどの条件が良ければ市販の天体望遠鏡で観望できる。ボイジャー2号によって、カッシーニの間隙にもA環とB環に比べればごく少量であるが、環を構成する物質が公転していることが判明した。

 


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